debian/wheezy で sudo したときに sbin を見てくれない問題の解決策

2014-01-30 (木)
カテゴリー :
Debian, TIPS
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/etc/sudoers に一行書き込む

wheezy では secure_path という項目を明示的に設定しないと sudo したときに sbin だけではなく今までで使えていたパスも有効になりません。例えば /usr/local/bin などもです。 squeeze からアップグレードした環境だと、設定されていない場合があります。詳細は公式のDebian 6.0 (squeeze) からのアップグレード – 特定のパッケージに対する特別な注意を見ていただくとして、必要な部分だけ抜粋すると以下のような感じです。

追記する内容と豆知識

ちなみに編集は root になったうえで visudo コマンドで行いましょう。この時環境変数の EDITOR が設定されていないと nano というエディタが立ち上がるようです。最初コマンド名が visudo なので、慣れている vi もしくは vim が起動するだろうと油断していたので、使い方がわからずおろおろしました。 vi で編集したいという人は visudo 実行前に export $EDITOR=vi としておくとよいでしょう。 nano のままで行く場合は保存+終了の操作だけ憶えておきましょう。編集後に Ctrl + x を押すと変更があれば保存するか聞かれるので、問題なければ Y 、やっぱりやめるなら N を押しましょう。 Y を押した場合はさらにもう一度 Enter キーを押せば完了です。さて本題の追記部分は以下です。

Defaults        env_reset
Defaults        env_reset
Defaults        secure_path="/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin"

これで一般ユーザに戻って改めて sudo で実行したかったコマンドを使ってみると問題なく動きました。

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