さくらVPSで reboot コマンド後に繋がらなくなって直るまでの流れ

2014-01-26 (日)
カテゴリー :
Debian
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戒め用エントリ

起こったことの重大さに対して、その解決法があまりにしょーもなかったんで今後の戒め用かつ同じ状態に陥ってる方のためになればと思って記録。

起きたこと

まず前提。このブログやその他の目的のためにさくらVPS上に debian でサーバを構築しております。そして去年(2013)の春だか夏くらいに OS のバージョンを squeeze から wheezy にアップグレードしました。最初に触った時は etch だったのでずいぶん遠くまで来たものです。アップグレードは公式の手順を参考に問題なく終わったのですが、先日ふと思いつき、カーネルのバージョンを見てみたら2系(確か2.6)のままでした。 wheezy へのバージョンアップとともに3系のカーネルになると思っていたので調べてみると dist-upgrade をしただけでは reboot されないため、カーネルのようなコアのインストールが走っても実際には再起動後ではないと適用されないということでした。そらそうだ。というわけで、アップグレードから数か月後となる先ほど root ユーザになってドヤ顔で reboot コマンドを華麗に打鍵したわけです。(ターン!

するとどうでしょう。ssh → 繋がらないブラウザでブログ確認 → 繋がらない。(‘A’)

とりあえずコンソールでログインできないと何もできないので、さくらVPSコントロールパネル のリモートコンソールに行く。ログインしてローカルから ssh や mysql あたりで自分に繋いでみると繋がる。ということは外部からのアクセスに関してなんらかの問題があると考え、 iptables -L あたりで確認してみるも問題なし。ここから15分くらい各種ポートの確認や、プロセスのチェックなどをしていたのですがまったくわかりませんでした。

直る

一旦落ち着いてコーヒーを飲みつつ、先ほどのコントロールパネルでおもむろに再起動を押してみたところ、直った(‘A’)

終わりに

実際問題、原因はまったくわかってません。最初の再起動との違いがあるとすれば、コマンドで reboot を打ったかコントロールパネルでボタンを押したかくらいのものです。状況的にカーネルのアップグレードなんてことをやった後だったので完全にやらかしたと思い、冷や汗もんでした。とりあえず困ったときは再起動してみるというのは、サーバでもデスクトップでも同じですね。(とは言っても個人的なサーバだからこそできることですが…)

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2 Comments

  • 同じ現象で困っていた(SSHからreboot後、SSHでつながらなくなった)のですが、こちらの情報を参考に、コンソールでshutdown -r nowしてから、コントロールパネルで起動させるとSSHでつながるようになりました。助かりました。
    SSHからrebootした際は、コンソールに表示されたログイン画面のプロンプトがlocalhostだったのですが、コントロールパネルで起動後は、さくらから割り当てられているサブドメイン部分になっているという違いがありました。

    • >miso さん
      コメントありがとうございます。ssh で繋がらなくなると冷や汗が出ますね。プロンプトが違うということは、やっぱりなんらか正常な状態とは違う状態だった可能性がありますよね。ともかくお役に立つことができて、とてもうれしいです。

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